ニュース 2017-06(1)：ランサムウェアを無害化するソフト 「Ranstop」販売開始(H29.6.5)
お客様各位
5/12からのランサムウェアWannaCry大量感染が大きな話題になり、通常ではほとんど無縁とも思われるテレビニュース番組でも取り上げられました。
実際のところ身代金として支払われた総額は、感染の広がりに対しては、驚くほど少額だったといわれておりますが、イギリスでは医療行為ができなくなり、自動車工場では生産活動にも支障が出ており、大きなインパクトがありました。
しかしこれは例外として考えることはできません。誰でも、いつでもランサムウェアの脅威にさらされていることを覚悟しなければなりません。
■ 現在のランサムウェア対策
およそどんな資料を読んでも推奨されている対策は下記のようなものです。
▶ コンピュータリテラシー教育（Webやメールの利用に関する注意）
▶ Windows脆弱性パッチの適用
▶ アンチウィルスソフトの利用
▶ バックアップの励行
これらはすべて正しく、しかも不可欠な対策だということに異論はありません。
■ これで問題は解決するか？
許容度にもよりますが、一般的には上記対策でランサムウェア対策が完全とはいえません。
たとえばゼロデイ攻撃や未知の脆弱性に対する攻撃は、防御できない可能性が大いに残ります。
たとえバックアップが完全であっても、復旧までには労力と時間がかかり、システムダウンタイムは長時間に わたり、その間の業務は停止します。データの完全な復旧は困難です。
WannaCryのような自己増殖型ランサムウェアでは、組織内の数千台あるいは数万台のPCの1台でも感染するとネットワーク全体に拡散します。
■ ランサムウェア攻撃を無害化するRanstop
弊社では6月1日からTEMASOFT社Ranstopの販売を開始しました。
Ranstopは既知（亜種を含む）、未知、あるいは将来の新種ランサムウェアに対応できるアンチランサムウェアです。シグネチャは使用しません。ランサムウェアによる振舞いを検知します。
ランサムウェアにより改変（暗号化など）されたファイルは自動的に復旧され、ファイルロスやダウンタイムはありません。
ネットワーク上の他のマシンへの感染を防止するために、自身をネットワークから自動的に切り離します。
万一、Ranstopがランサムウェアを検知できない場合でも、ユーザーが読めないファイルに気づいたときに手動で復旧できます。
Ranstop製品ガイドはこちら ＞＞■ Ranstopライセンス
1年間のサブスクリプションとして、ワークステーション1台からご利用いただけます。
1年単位での利用や停止が可能です。
サブスクリプション価格 1年 ￥6,200
価格表は下記よりダウンロードできます。数量割引や非営利ユーザー価格もあります。
トライアルライセンス（15日間利用可能）は下記よりダウンロードできます。