SNMPトラップ
SNMP(Simple Network Management Protocol)とは、ネットワーク機器を監視するためのプロトコルであり、SNMPマネージャー(管理側)とSNMPエージェント(監視対象)で構成されます。
SNMPトラップ(SNMP Trap)とは、SNMPでネットワーク上の機器を監視する際に、監視対象の機器(SNMPエージェント)が管理側(SNMPマネージャー、SNMPトラップレシーバー)に通知を送信する仕組みです。
SNMPマネージャーは、監視対象のSNMPエージェント側に問い合わせして返答を得る仕組みです。
一方、SNMPトラップは、端末の状態を表すパラメータがあらかじめ設定された閾値を超えた場合など、異常事象が発生したときにSNMPエージェントが自らトラップ通知を送信する仕組みです。
つまり、SNMPはpull型、SNMPトラップはpush型アクションとなります。
SNMPトラップにより、リアルタイムでの緊急事態の通知、データの収集および監視が実現できます。
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